香川県で火事が相次ぐ 竹林の火が燃え移り住宅1棟が全焼、1人軽傷
05月27日 16:45
26日、香川県では山林や下草が焼ける火事が相次ぎました。綾川町では、竹林から出た火が燃え移り住宅1棟が全焼、1人が軽いけがをしました。
26日の午後4時すぎ、綾川町陶で住宅裏の竹林から火が出ているのに近所の人が気付きました。
(近所の人はー)
「竹がポンポンいっていて風呂場の窓からのぞいた。家のところにすでに(火が)上がっていた」
火は住宅に燃え移り1棟が全焼、竹林約1000平方メートルが焼けました。
この火事で全焼した住宅の男性(70)が、火を消そうとしたときに腕などに軽いやけどをしました。
警察によると、火事の前日、竹林では男性(70)が竹を燃やしていたということで、関連を調べています。
また、26日午後5時ごろ、三木町では山林から出火、県の防災ヘリコプターなどが消火にあたりました。約5時間後に鎮圧状態になりましたが、約8000平方メートルが焼けました。
このほか、高松市などでは下草火災が相次いで発生しました。
香川県では、5月21日以降「乾燥注意報」が継続中でした。